ジェンダーワイズ

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売れっ子プロデューサー男性の行く末

 自分はテレビはあまり見ない方だが、アメトーク、ロンハーだけは好きでよく見ている。どちらにも、お笑い芸人の自虐的なところや仲間に対するシニカルな攻撃性など、私のツボにハマる。そう、この両番組は、プロデューサー(加地倫三氏)が同じ人なので、共通した笑いのコンセプトがベースにあるのだ。

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加地 倫三はテレビ朝日総合編成局制作1部所属のゼネラルプロデューサー・演出家。神奈川県立港北高等学校、上智大学国語学部卒業。身長183cm。

 すらっとして背が高い。今は白髪頭になってしまったけれど、ちょっと若いころが、以前、私が付き合っていた人に似ていて、番組を見るたびに気になっていた。

 こういう有能でちょっとステキな感じのする男は、絶対不倫してる、遊んでいるんだろうなー、と、確信めいたものを持っていたけれど、本当に、今、不倫が原因で離婚騒動になっているというのだ。

 加地倫三が結婚17年目で嫁と離婚!不倫と枕の噂?年収は?年齢は?(芸スポ魂)

 やっぱりキタ~!っていう感じである。一体相手は誰なのか。

結婚したのは1998年。不倫が始まったのは2006年のこと・・・。
それから10年近く前から別居生活は続いているそうです。
気になるお相手というのが、実は同僚!!
テレビ朝日の30代後半女性プロデューサーと不倫しているというのです

 同僚だったのか。不謹慎ながら案外堅実、と思ってしまった。合コンなんかで知り合うようなチャラチャラした女性かと思っていたが、日々切磋琢磨している仕事現場でのスタッフ。自分のすべてを理解し、癒しあえるパートナーなのだろう。

 なんと、2度の離婚調停がうまくいかず、加地さんのほうから離婚裁判を起こしているというから驚きだ。何がって、あまりに直球勝負で、なりふり構わずではないか。私の紋切型な発想もよくないけれど、こういう売れっ子で地位も名声もある男は、もうちょっと小ずるくやっていて、表では家族円満を装いつつ、裏では二股、三股やってるんじゃないの、と思っていたからだ。

 さて奥さんの方も意地なのか、離婚は望んでいないようだ。だから、争って疲弊して世にさらして、そして多額の慰謝料を払ってまで別れなくてもいいように私は思ってしまう。言い方は悪いが、公認不倫を続けることだってできるのではないか。結婚が愛のカタチのすべてではない。もちろん、民法で「不貞」は許していないのだけれど。
 そもそも、不倫相手と結婚したいのか、それとも、今の夫婦関係を清算して、とりあえず当面独身で自由に行きたいのか?今の彼女の年齢的なところも考えると、ゴールの見えない付き合いから抜け出し、別のパートナーを見つけ、祝福されて結婚出産したほうがいいはずである。しかし、おそらく、加地さんとしては、自分がその女性と結婚することを前提に敢えて離婚裁判しているのだろうし、他の男と結婚されるのは猛烈に許せないのだろうな。

 なぜに結婚や離婚という紙切れにこだわるのか。仕事にも不倫にも猛進、こういうタイプは家庭に向かないよなあ、とつくづく思うが、ご本人は自己分析ができていない。祝福されてゴールインは難しい。再婚してしまえばまた別の人に走ろうとも容易にはいかない。テレ朝での安定した地位だって、いつまであるかもわからない。

 やっとこさ離婚がGOになったとしても、彼女も妻も家族もすべて失ってしまう可能性だってある。愛のカタチにこだわらないことで、最終的には、一番大切にしたいものを深めることだってできるかもしれないのに、と思う。

(追記)
本件に関する記事が一部のメディアで削除されてるようです。テレ朝は火消に躍起?魚拓とっておきます。
http://geisposoul.com/tamac/kazirinzou - 2015年5月20日 10:30 - ウェブ魚拓